磁石の上に紙や透明セロファンを敷き、そこに鉄粉をふりかけます。磁界を調べるための実験です。
鉄粉をぱらぱらとふりかける際、生徒は質問します。「鉄粉はどれぐらい撒けばいいですか?」教科担任は答えます。「多からず少なからず。まあ、やってみよう」
ぱらぱらとふりかけ、それが “適量” だった班からは軽く歓声があがります。「うわ、きれい」「すごっ」。ふりかける鉄粉の多すぎた班はいったんそれを容器に戻し、再度チャレンジです。一度のやり直しで、すべての班が “実験の成功” にたどり着きました。特にやり直しのきくこと、定量の決まっていないことについては、こうやって ”まずやってみること” が大切なんでしょうね。
それにしても、生徒たちはいろんな実験に対し、常に興味をもって取り組めています。学びを楽しんでいる感じが素敵です。