国語の説明文読み取り学習。ふと見ると、黒板の隅に黄色と青色のカードが貼られています。黄色のカードには「文末」「具体例」「反復」「比喩」といった言葉が、青色のカードには「あるなし」「比較」「並べ替え」といった言葉が、それぞれ書かれています。これらのカードを手作りした教科担任はこう説明します。「黄色には、読み取りの際に目をつけるといいかも知れないよという技法や観点が、青色には “言葉のあるなしで考える” “他の言葉と比較してみる” “言葉を並べ替えてみる” といった言語操作の例が書かれているんです。あ、言語操作っていうのは、言葉や表現に着目しながら読み取るための、いわばテクニックで・・・。」
本日の教材は『モアイは語る』でした。読み取り学習では その内容に深く切り込むとともに、他のどんな説明文でも自力で読み取りができるよう、いわば “読み取りの技能” そのものを身につけようとしています。