理科で「星の日周運動」について考えました。地球儀と星の描かれた画用紙を使い、地球儀を動かしながらの考察です。実物を見ながら確認できればよいのでしょうが、地球も星も大きすぎて、当然それはかないません。それらをモデル化し想像力を働かせることが、真理探究のための手段となります。
イオンだの分子だの原子だのと勉強していたのが、つい最近のことに思われます。あの時は小さすぎて見えないものをモデル化し、想像力を働かせていました。大きすぎるものと小さすぎるもの。正反対ながら、想像力を駆使し真理を見極めようとする点は共通しています。
ふと『星の王子さま』(サン・テグジュベリ作)の一節が連想されました。「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。」という一節です。ここで言う「かんじんなこと」が何なのか・・・まあ、少なくともイオンや原子や地球や星のことではないのでしょうが、見えない以上は想像力をはじめとする “心の力” を発揮するしかありませんよね。
さて、皆さんにとって “心の力” を使い “心で見たい” と思うものは何でしょう。学校や家庭や地域の中で、あなたにとっての「かんじんなこと」を、まだまだたくさん見つけてくださいね。🤗