1年生

たとえ少数派だとしても 🙋

道徳で考えたのはゴミ箱問題。「街中にゴミ箱を増やすべきか否か」について考え、意見を言い合い・聴き合いました。

A組でもB組でも、「増やすべき」派が「増やすべきでない」派を数で圧倒していました。「増やすべきでない」派は両学級とも1名〜2名、“圧倒的少数派” という様相です。

そんな中、感心したことが二点。まずは “圧倒的少数派” がまったく萎縮しないことでした。周りすべてが逆と知りながら、彼らはその意見を堂々と発表します。周りに迎合しない、安直に長きに巻かれない、そんな強さを感じました。次に、“圧倒的少数派” の意見を、“圧倒的多数派” の生徒たちが「うん、うん」「あ〜確かに」と聴いていたことでした。少数意見を排除せず、その中に賛同できる点を見出そうとする気持ちの、何と明るく正しく清らかなことか!

たとえ少数派だとしても堂々と意見を主張できる、そしてその意見が尊重される、そんな集団はやはり魅力的です。