校長室より

1年「パリパラリンピック新聞」評

朝、保健の加納先生が1年生の廊下掲示板の前でたたずんでいた。彼女は、総合的な学習で生徒たちがまとめた「パリパラリンピック新聞」を凝視していた。新聞を楽しんでいただけではない。彼女は “審査” をしていたのだ。

1年生では、自分にとって魅力的な新聞を選び投票し合う、いわば “コンクール” を進めようとしている。生徒たちと同様、職員にも清き一票が与えられており、加納先生はその一票を誰に使うか迷っていたわけだ。その後ろ姿から、「う〜ん・・・」という心の声が聴こえてきたから不思議だ。なぜそんな声が聴こえたか・・それは、私自身も 先日「う〜ん・・・」とうなり 審査したからに他ならない。

いや、だって、写真では伝わりにくいと思うけど、どの新聞を見てもかなり丁寧に、多くの情報がぎっしり詰め込まれているんだもん! おっと、つい口調が砕けてしまった(謝意)。

学習の充実ぶり、生徒たちの誠実さの如実に伝わる新聞群がそこにある。迷った末に一票は投じたものの、生徒全員に、少なくとも「敢闘賞」は差し上げたい・・・純粋にそう思わされたのも事実である。👏👏👏