教室から、聴いたことのあるメロディが漏れてきました。ア〜パツアパツ・・・とか言っています。中に入ると、体育の授業で創作ダンスに取り組んでいるところでした。生徒たちはお手本のPCを観、最近 流行した曲に合わせ、わいわい楽しそうに体を動かしていました。
音楽室には琴の音色が響きました。それを聴くと、ああ、日本って美しいなと感じるから不思議です。無意識に “伝統の美” を感じ取っているのでしょう。それともうひとつ美しいものがありました。生徒たち(特に女子!)の姿勢です。背筋を伸ばし、手をひざに載せ・・・これもまた、日本にある “伝統の美” ですよね。生徒たちは、日本の伝統そのものを学び体感している模様です。
授業の中には「流行」も「伝統」もあります。いろんな意味でバランスのよい人間となるためには、きっとその両方が必要なのでしょう。