3年生

実験、土台、Next One!

「塩酸、硫酸、水酸化ナトリウム水溶液、アンモニア水。4種の液体をマイクロプレートに慎重に入れ、BTB溶液やフェノールフタレイン溶液との反応を調べたり、専用器具で電圧をかけたり・・・。理科の授業で、そんな実験に取り組みました。生徒たちは安全メガネを着用し、スポイトやピンセットを駆使します。あれ、何もしないのに液体が赤くなっちゃった。そうか、たぶんマイクロプレートの洗浄が十分でないんだろう・・・」

3年理科の実験の様子を描写すると、その難易度や繊細さがぐんと上がっていることに気づきます。慎重に扱うべき液体、専用の器具・道具の使用、正確なデータを得るための環境設定・・・どれもこれも、これまでの実験学習の積み上げが土台となっている気がします。そして・・・実験に、仲間と分担・協力しながら興味津々に取り組む生徒たち。そんな生徒たちの授業姿勢もまた、強固な土台なのでしょう。

土台をつくる第Ⅰ期』が本日で終了します。さあ、今年度はその『土台』の上にどんなものを建ててゆきましょうか・・・Next One ! を求め、生徒たちの挑戦は続きます!