校長室より

授業前の挨拶に魅了され🤗

午前中はリモート会議。私は一人、校長室でPC画面とにらめっこしていた。ふとその耳に「お願いします!」の声が届く。授業はじめの挨拶だな。元気で爽やかだなぁ。何年生かな? PC画面を見つめたまま、思いが勝手にぐるんと巡った。

リモート会議終了後に、授業が始まる前の1年教室へと足を運んだ。「元気で爽やかだなぁ」と感じた先程の挨拶を、できれば間近で聞きたいものと考えてのことだった。もっとも、先程の挨拶がどの学年のものかは分からない。全学年の挨拶を同時に聞ければよいのだが、それはまあ、「分身の術」を会得してからにしよう。とりあえず今日は1年生の挨拶を見学だ。

  

私は気付いた。A・B両学級とも、挨拶時にデシベル計で声の大きさを測っていることに! しかも、目標として定めた数値を下回る場合は挨拶のやり直しをしているようだ。係を中心に徹底してるなぁ・・・と、思わず感心。

そんな時だった、感心する私の耳に、横(3年教室)からも上(2年教室)からも「お願いします!」の声が飛び込んできた! 元気で爽やかな挨拶は何年生のものかな?という先程の疑問、どうやら正解は「全学年のもの」のようだ。

『美は細部に宿る』。授業前の挨拶をこれだけ大切にできる集団は、やはり魅力的である。