校長室より

なんとも優しいキャッチボール

1年道徳の授業を観ていました。一人の生徒が、前に出て意見を発表します。自分の思いを長く丁寧に伝える姿が立派です。でもその生徒、意見を終えるとこう付け加えました。「うまく説明できなくて、分かりにくくてすみません。」自身の発言に対する自己採点が、どうやら低かった模様です。するとそれを聴く仲間から「いや、分かりやすかった」「分かった」「◯◯さんと同じ意見だね」といったリアクションが自然発生。うん、どちらの言葉にも相手への思いやりがあふれています😊「会話はキャッチボール」と言われますが、なんとも優しいキャッチボールですよね。

ちなみに授業では、先のブログで紹介した通り「いじめ」について考えました。

優しいキャッチボールに満ちる世界に、きっと「いじめ」は起こり得ない・・・そんなことを考えたりもしました。