朝のアルミカン回収を終え、担当の4人が教室へと急ぎます。が、その前に職員室に鍵を返さねばなりません。カバンを職員室前に置き、3年生徒が代表して入室します。
「失礼します」の声とほぼ同時でした。職員室前で、置かれたカバンがパタリと倒れました。まあ、倒れたところで何かしらの不都合はないのでしょうが、でも、それに気付いた1年生徒は、黙って、笑顔で、そのカバンを立て直しました。
時間にすれば数秒の、ほんの小さな出来事です。でも これも1cmの主体性であり、思いやりだなと感じ入った私。思いやりに大きい小さいもありませんよね。
さりげないからこそ美しい。今日の天気と同様に、朝から爽やかな気分にさせていただきました。