2年生

授業を楽しく、勉強を楽しく・・・そのためのコツ 🙋

勢いよく手が挙がる。肘を伸ばした挙手の姿が美しい。そこにある “心” が透けて見えるようだ。

教科担任の言葉にきちんと反応するから、テンポよく授業が進む。例えは悪いが、まるで漫才の掛け合いを見ているようだ。きちんと反応できるのは、それだけ集中できているから。

仲間同士の相談に淀みがない。身振り手振りも交え考えを伝え合えている。特筆すべきは分からないことを「分からない」と言い合える点。何度も言うが、それもまた主体性である。

実験を示範するため、教科担任が生徒たちを前に集める。素早く集合する生徒たち。後ろにいる仲間のためにスペースを空けるといった心遣いを見せる者もいる。生徒たちは興味津々といった様子で示範を見つめ、時に歓声もどきを上げている。

そんな生徒たちの姿に、勉強を楽しいものにするためのコツがアレコレ詰まっているような気がした。