昼休みに校内を散歩しました。
1B教室に入ると、「今のうちに予定書いてよ〜っ」「カバンも片付けといてね〜っ」という呼びかけが飛んでいます。放課後に合唱交流でもする予定なのでしょう。それが理由で下校時刻に遅れないための呼びかけと思われます。日常を行事の犠牲にしない構えが立派です。また、廊下では保健委員が消毒液の補充をしています。日常の保健活動を支える仕事です。それを見つけた男子生徒が私にこう提案します。「先生、(頑張ってるから)写真撮ってあげてくださいよ。」そうだねと思いカメラを構えましたが、照れてなのか、笑顔で逃げられました。残念。
2A教室に入ると、そこには女子生徒が一人いました。「あれ?みんなは?」と聞くと、「今日は音楽室で合唱練習する日なんです」との返答。(合唱祭が近いから、どの学級も頑張っています!)一人残った女子生徒は日直なのか教室美化に関わる係なのか、黒板のチョーク受けをきれいにしていました。合唱祭間近だろうと、決して日常をおろそかにはしない、そんな誠実さを感じました。
あちこちで合唱の聴こえてくる最近の昼休みですが、“日常” がしっかりと大事にされています。そんな発見に喜びを感じた今日の昼休みでした。