自分の靴が見当たらない。どこかに置き忘れた? それとも隠された? 隠されたとしたらいったいなぜ?・・・そうアレコレ考えるだけでもつらいのに、主人公の戸惑いはこれにとどまりません。「このことを親に言うべき? 言えば心配するだろうし、でも言わなきゃ隠し事をしてるみたいで嫌だし・・・???」本日は、そんなお話をもとに考えました。「家で親に言うべきか否か、自分ならどうする?」の問いに対し、やはり反応はふたつに分かれます。“話す派” からは 「事実は伝えるべきだ」「話さずばれるのが嫌だ」「うそをつくのはよくない」といった思いが、“話さない派” からは「心配かけたくない」「いじめられてるの?と聞かれると悲しくなる」といった思いが、それぞれ語られました。どちらの思いも決して否定できませんよね。思いに正解・不正解はない・・・人の心は複雑です。だからこの日の授業のように、自分とは違う考えに多く触れることが、ゆくゆくは人の気持ちを理解する“力” につながることでしょう。
さて、ご家族の方々は “話す派” でしょうか “話さない派” でしょうか。また、親としてはどうあってほしいと願うでしょうか。ご家庭でも、眉間にしわを寄せることなく気楽に話題にしてみてください