校長室より

気遣い とか 思いやり とか 1cmの主体性とか

朝、校門に立つため外に出ました。生徒玄関前では、ちょうど、後期執行部の面々がアルミ缶回収の準備をしてるところでした。私は、ビニール袋に入れ自宅から持ってきたアルミ缶をそのまま預け、校門へと向かいました。

生徒の登校が終わり、校内に戻るため歩を進めていると、後期生徒会書紀の長谷川友里さんが「校長先生、ありがとうございました。これ・・・」と何やらを手渡します。見るとそれは、先ほど手渡した、アルミ缶の入れてあったビニール袋でした。それが きれいに三角に折られ、私の手もとに返ってきたのです。とたんに、朝の空気の美味しさ、新鮮さを感じました。

校内に入ると、朝の挨拶運動をしているのは見慣れた4人。塚本星七さん重永吏華子さん 渡邊花菜さん勝股遼さん、そう、前期生徒会執行部の4人でした。「ありがとう。挨拶運動はいつまでやってくれるの?」と問えば、「はい、22日の生徒総会までやる予定です」と返ってきます。前期・後期の引き継ぎがうまくいくよう、ここにも気遣い発見! 心の中でそうつぶやく私でした。

するといいことを自身で判断し実行する・・・そこには気遣いとか思いやりとか1cmの主体性とか、いろんな言葉で表される “美しいもの” があるのでしょう。私も真似できたらと憧れる、素敵な生き方です🤗