2年生

“ともに” 学んでいます ✏

「ねえ、分かる?」「いや⋯分からん」教室の後ろの方で、そんな、小さなつぶやきが聞こえました。2時間目のB組数学授業でのことです。本時は、これまでに学んだいくつかの法則を使いこなし、応用問題を解くことに挑戦しました。問題とにらめっこする生徒たち。あちこちで「う〜ん⋯」と聞こえてきそうです。ある程度考えたら、教科担任は、周りと考えを交流するよう促します。「分からない」を「分かった!」に変えるため、生徒たちは仲間と“ともに” 考えます。分からなくて考え込むのも、周りと話す中で考えを整理するのも、そしてもちろん「分かった!」にたどり着くのも、そのすべてが勉強ですね。

同じ時間、A組は国語で書写に取り組んでいました。慣れない「行書」に挑戦です。さすがに書写は一人黙々と⋯ではありませんでした。「なんかここ小さくない?」「ねえ、バランスどう?」「ここ、どうしたらうまく書ける?」などと、やはり周りと “ともに” 練習を重ねています。考えてみれば、自身のスキルを磨くにも、観る者の心震わす作品を創出するにも、他者からの助言・評価は必須なのでしょう。

こんな感じで、生徒たちは “ともに” 学んでいます。