▶2年生のブログにもありますが、今日はハローワークから講師をお招きしました。２年生で職業講話を実施するためです。講話の時間の前後に、私は講師の下江さんといろんなお話をさせていただきました。

▶講話前の会話で印象に残ったのは、「企業も頑張っています」というお話でした。若者の離職率の高い昨今ですので、企業としてはいかに自社の魅力をアピールするか、その点にも心血を注いでいるとのことでした。学校で働いている私は、どうしても生徒側（＝雇われる側）から物事を見てしまいます。したがって、企業側（＝雇う側）からの視点で語られたこのお話が、何げに新鮮に響きました。

▶講話後の会話で印象に残ったのは、生徒たちの様子や反応に対するお話でした。「ワークシート、ものすごく書けていて感心しました。（職業に）興味をもってくれてる証拠ですね。嬉しかったです。」「後で生徒たちの感想を読むのが楽しみなんです。どんなことを思ったか、“生の声”を聞くことで、今後の私の仕事にも役立てられますんで。」こちらの方は、なぜか妙に共感できました。この仕事に就いていれば、私も同じことを思うだろうなぁという感じでした。きっと、仕事の喜びはこういったところにもあるのでしょう。

▶いろんな人のいろんな話を聞きながら、そして、いろんな人の姿や働きぶりを見ながら、生徒たちが望ましい職業観・勤労観をすくすくと育てられますように。『進路を考えることは生き方を考えること』です。