R5 1年生

いろいろな方法を用いています 🤓

理科の授業で「音」について学んでいます。今日は「モノコードで音の高さを変えるにはどうすればよいか」について考えました。教室にはモノコード、ギター、デジタル資料等々、いろんな物が持ち込まれています。これらはすべて、生徒たちの思考を支えるための教材です。

「音を高くするにはどうしたらよいだろう」という問いかけに対し、生徒たちの手が勢いよく挙がります。積極性💮(花マル)です。そんな中、「弦の張りを強くすると・・・」という意見に対して「え、張り?」と、怪訝な表情を見せる生徒がいました。“張りを強く” の意味がよく分からないと言います。分からないことを分からないと言うのは主体性。こちらも💮(花マル)です。その説明をうながされた生徒たちは、それぞれにジェスチャーをつけ、「ピーン」という擬音も用いてその意を伝えようとします。「じゃあ、弦の張りが弱いっていうのは?」という問いに対しては、脱力するジェスチャーと表情で「ふにゃ〜」といった擬音を用います。いろいろな方法で何とか伝えようとする生徒たちでした。

絶えず勢いのよい挙手のみられる授業でしたが、途中、挙手する生徒が10人弱になった場面がありました。ん? と考え込む生徒もいました。すると教科担任は、「よし、じゃあまず班で考えてみよっか」とうながしました。班でアレコレ話し合い、生徒たちは思考を進めました。その実態に応じ、一時間の中で学習形態もいろいろに変化します。