3年生の給食配膳の様子を何げなく見に行きました。4月には1年生に “手本” を見せた3年生ですが、5月になった今も、その姿はやはり “手本” のままでした。配膳への取り組み始めが早いとか配膳にかかる時間が短いとかちゃんと着席できてるとか無駄話が少ないとか、その良さはたくさん挙げられます。でもそれ以上に、なんと言いますか、全体の雰囲気がいいんですよね。しっとりと落ち着き、みんなが当たり前のように協力できてる感じが実に素敵です。
さすが3年生だなぁと思っていると、生徒会執行部による昼の放送がかかりました。話は「校長先生の話を受け・・・」と始まりました。
実は4月の生徒総会にて、私は全校に軽く喝を入れました。どうやら執行部はその後の全校の動きに注視していたようです。今日はその報告として “その後の3年生” を紹介してくれたのです。
校長室にて、私は放送に耳を傾けました。『あの後、3年生は自分たちから手本となろうと、反応の声を大きくしたり、「分かりました」「同じです」といろんな反応をしたりと頑張ってきました。また、他学年にも目を向け、ロッカーや配膳について助言したりもしてきました』といった内容でした。
「手本になろう」という言葉と実際に目にした給食配膳の様子が結びつき、言葉に説得力を感じます。お見事です!
3年生全体の取組にも、各学年の成長を見届け紹介しようとする生徒会執行部の試みにも、心からの敬意を表します。すばらしい取組をありがとう!