校長室より

靴箱にて 〜美は細部に宿る〜

朝、生徒玄関で「おはよう」を交わしていた時、ふと1年女子生徒の姿が目に留まりました。その生徒は靴箱に靴を入れるところでした。何やら時間をかけています。あ、靴のかかとを丁寧に揃えているんだ・・・。

その生徒の属する学級の靴箱の様子がこちらです。

古く汚れも目立つ木製の靴箱ですが、“美しい” と思いませんか? かかとの揃った靴の群れに、生徒たちの “心” が透けています。美は細部に宿る。「靴を揃える」という小さくもすばらしい習慣に触れ、靴箱にて、朝に似合う爽やかな気分を味わえた今日でした。