▶1年生の数学授業で、「正の数・負の数の除法(割り算)」について勉強していました。教科担任は「絶対値と符号はどのように決まる?」と生徒に投げかけ、生徒はその法則を見出すべく思考を巡らせていました。ふと思い出しました。私の中学時代には、確か「同符号だとプラス、異符号だとマイナス」てな感じで教えられ、暗記したよな、と。今はその法則を生徒自身が見出そうとしています。思考力を大切にする教育ですね。「変わったなぁ」
▶同じく1年生の音楽授業をのぞくと、楽しげな音楽が流れています。ボーカルは坂本九。正直そのファン層は私より上の世代の方々でしょう。でも、いくつものヒット曲を、今の1年生もよく知っているから驚きです。『幸せなら手をたたこう』を聴きながら手を打ち足を踏み鳴らす、『明日があるさ』を大合唱。そんな生徒たちを見ていると、「音楽」の「がく」が「学」ではなく「楽」であることに納得します。世代を超え、音楽は楽しいもの。「変わらないなぁ」