校長室より

体育祭練習を見ながら・・・幸福論

季節外れの暑さが幾分か和らいだため、本日 放課後の体育祭練習は、予定していた時間いっぱい取り組むことができました。本番が近いせいか、どの学級も勢いよく声が出ています。“ The ハイテンション ” な生徒もいて、運動場は活気に溢れ返っていました 🤗

▶「せんぱーい、どいてくださーい」という声が響きました。1年生が「台風の目リレー」の練習をするためにコースを確保したかったようです。その声に気づき、「あ、わるい」と言いながら “先輩” がさっとどきます。「おーい、そこ空けたってぇ」と他の仲間に呼びかけたりもしています。いい “先輩” だなぁ。

▶1年生が長縄跳びの練習をしていました。ずいぶんと声が出ています。これも、これまでにつけてきた集団の力ですね。そんな1年生を見ながら、休憩していた2年生がぼそっとひとこと。「うわっ、すごい声出とるやん。負けとれんなぁ・・・」いやいや2年生もかなりの声が出ているんですが、でも、こうやって後輩の姿を素直に讃え、「自分たちもさらに」と思える気持ちが素敵です。

「時に諸問題に直面しながらも、時に体力的な疲れを感じながらも、生徒たちは仲間とともにかけがえのない時間が過ごせている。きっと、こういうのも “幸せ” と呼ぶんだろうなぁ。」練習に励む生徒たちを横目に運動場の草取りをしながら、一人そんなことを思っていました。

体育祭間近! 頑張れ生徒たち!