2時間目の理科で、酸性・アルカリ性を決めるものが何なのかを考えました。黒板に書かれた酸性物質、アルカリ性物質それぞれの化学式を参考にしながら、まずは個々に予想を立てます。その姿を見ながらふと思いました。「科学者もまた、真実にたどり着くためにまずは予想を立てるんだろうな」と。予想を立てる生徒の姿は、まさに科学者のソレでした。自分なりの予想を立てた後、生徒たちはそれを仲間同士で出し合います。ごく自然に始まる相談活動の姿は、チームによる共同研究のソレでした。
その後、自分の考えを仲間の前で発表します。正誤に関わらず、多くの予想を積み上げることが科学を進歩させます。自分の「予想」を挙手で発表しようとする姿もまた、科学者のソレでした。