1時間目。
▶2Bは英語の授業。「AI」を話題としていました。身近にあるAIは? 「ペッパー君!」「OK、Google!」生徒たちは興味津々です。授業後半での英語の表現活動につなげるよう、教科担任は生徒たちにAIについての動画を見せます。タブレットPCから送られた動画が大型モニターに写し出され・・・「AI」とまでいきませんが、ここでも普通にICTが活用されています。
▶2Aは理科の授業。塩化アンモニウムと水酸化バリウムを混ぜる実験でした。温度計が差し込まれ、底に白い粉のたまったビニール袋をしゃわしゃわと振り続ける生徒たち。その視線を温度計から離さず、温度の変化を見守ります。途中「なんか変な匂いするね」とつぶやく生徒たち。PC画面上では決して分からない、実際に自分で実験してこそ得られる発見です。が、ふと見ると、どの机上にもタブレットPCが1台置かれています。何のため?と思ってのぞきこむと、どうやらタブレットPCは実験のための時間を測ってくれているようです。ああ、これもまたICTの活用だな、と思わされました。
▶授業でのICTの活用がすっかり普通のこととなっています。それが生徒たちの学ぶ喜びにつながるよう、今後もICTとの上手な付き合い方を検討したいものと、改めて思った1時間目でした。