3年主任による “日刊ホワイトボード通信”に、こんなことが書かれていました。

「後輩にどんな合唱を聴かせよう?見せよう? 上手下手はもちろん、示すべき先輩としての姿がきっとある」との言葉から、3年生徒たちへの信頼や期待が透けて見える気がします。
3年生徒たち、もちろん合唱は頑張っています。が、それだけではありません。後輩たちの目には届かぬ日々の授業も係活動も然りです。もっと言えば、受験期特有のストレスは感じているんでしょうが、大きく揺らぐ姿は決して見せないっていうのも「示すべき先輩としての姿」だと感じさせられます。


「示すべき先輩としての姿」を求め続ける意味は二つある気がします。まず下級生の手本として “憧れ” を残すことが伝統の継承にもつながるという点、そしてもうひとつは(これが一番大きいと思うのですが)、“自信” “誇り” “達成感” ”充足感” といったものを胸に卒業を迎えられる点です。こういったかけがえのない感情を宿せる喜びを味わってほしい、それをエネルギーとし この先の未来を力強く切り拓いてほしい⋯⋯3年主任のしたためる “日刊ホワイトボード通信” を読みながら、そんなふうに思いを巡らせた今朝でした。
瑞浪市立瑞浪南中学校 