R5 3年生

地域の文化・地域の伝統

▶本日の社会科は公民の授業。単元名は『伝統文化と多文化共生』。「グローバル化が進む中、文化とどう関わっていけばよいか」という課題でした。

▶教科担任が生徒に問いかけます。「瑞浪の文化って何?」生徒たちは考え込みます。「陶器?」「陶器は文化?」「あ、産業か。」「化石?」「化石って・・・文化?」すぐに答えは出てこないようです。

▶教科担任は例として「狂俳」を取り上げました。陶、稲津ともに大切にしている、まさに南中校区の伝統であり文化です。

▶用意された写真を見て、陶地区の生徒が反応します。「あ、知ってる! 水上にあるやつやん。」この生徒の中で、見たことのある地域の掲示物と「文化・伝統」という言葉とが結びついた瞬間でした。

▶来年度からは地域との連携をより強化したコミュニティ・スクールが始まります。それも踏まえ、今年度は地域から講師をお招きし、この「狂俳」を学ぶことができないかとも考えています。地域の文化や伝統に対し、生徒たちが誇りや自信をさらに確かにできるよう願ってのことです。