R5 3年生

1cmの主体性 〜素直な反応〜

理科の授業。教師の発問に対し、生徒たちは活発に挙手します。誰かが指名され意見を述べた後、他の生徒たちからは「わかりました」といった反応の声が。それは「あなたの意見を受け止めました」という意思表示であり、話を集中して聞く姿勢にもつながります。そんな反応も、3年生のソレはひと味違います。「わかりました」の声がそろわないのです。理由は、中に「なるほど」いった反応の声もあるから。また、その意見の理解が難しい場合には隣同士でぼそぼそとつぶやく声が聞こえるのみといったこともあります。そう、生徒たちは素直に、自身の思いをそのまま表現できているのです。これもまた、立派な『1cmの主体性』です。