音楽の授業は合唱練習でした。12月の合唱祭で披露する曲の練習に入っています。ところが、この日の1B男子はその前が体育の授業、しかも持久走でした。声を出しにくい理由として、「だって、2km走ったもん」と口々に言っていました。でも、教科担任の「そうか、声、出しにくいね。でも頑張れ!できる!」の声かけにちゃんと応えるから立派です。元気な声を音楽室に響かせていました。
ソプラノとアルトに分かれる女子。両パートとも必然的に人数が少なくなります。いつもは学年で歌っている『マイバラード』を女子だけで歌ってみましたが、その人数の少なさからでしょう、いつもとは勝手が違ったようです。歌い終わった後、「(音が)分からん」という声が聞こえました。分からないことを分からないと言うことは 1cmの主体性 です。人数が少ない分、自分がまだ十分に音をとれていないことが分かったのでしょう。より確かな力をつけるためには絶対に必要な「分からん」だったと言えそうです。
持久走後だろうと少人数だろうと、物事、気持ちで勝負ですね!