▶数学で『平行と合同』について学んでいます。本日、黒板には星型が書かれ、次のような課題が示されました。「星型の先端の角の和が180°になることを証明しよう」。う〜ん、なかなか難しい。応用編なのでしょう。
▶課題追究に入る前、教科担任は生徒にこう語ります。「これまでにどんなことを学んできたか確認しよっか。」生徒たちは、「内角」「外角の和」「錯角」「同位角」「対頂角」「補助線」「平行線」・・・と口々に答えます。学習をたくさん積み重ねてきましたね。「じゃあさ、これらの知識を使いながら考えてみよっか!」という教科担任の言葉を受け、生徒たちの追究が始まりました。習得した知識や思考力の活用が始まったわけです。
▶直定規で図形を描く、三角定規を持ち出す、分度器で角度の確認をする・・・生徒たちはあれこれ工夫しながら追究を進めました。一人でじっくり考えたり仲間同士で相談したり。先生に質問し助言を得る生徒もいました。それらすべては「何としてでも解く!」という意欲です。そんな意欲のもとに課題解決に達すれば、きっと喜びもひとしおのことでしょう。