「命を守る訓練」が終わり、全校で終わりの挨拶。「起立、礼！」その声に合わせ、その場にいた生徒も職員も、全員が一斉に頭を下げました。そんな中、１年生の最前列にいた ある女子生徒の口から、けっこうしっかりとした声が漏れました。「ありがとぅ･･･」。他は声を出さずの礼でしたが、その生徒は「ありがとうございました！」と発声しようとしたのでしょう。あ、みんな声出してないや、ヤバい･･･てな感じで途中で声をひっこめたわけです。私は思います、これも立派な主体性だと！ 自分から進んで声を出そうとするその気持ちに、拍手を送りたいのです。 ちなみに、この「ありがとぅ･･･」が誰かに笑われたといったこともまったくありません。ひょっとしたら周りのみんなにも、この「ありがとぅ･･･」の価値が理解されているのかも知れませんね。小さな出来事ながら、ちょっとだけ褒め称えたい出来事です。今年度も、こんな『１cmの主体性』で学校が満たされますように 😃