校長室より

【エール】3年生へ

昨日から始まった3年生の三者懇談。中学卒業後の進路について、具体的な話合いをしています。生徒たちにとって初の経験となる「受験」。未経験ゆえ先を見通せず、一般的に言えば、今、生徒たちは不安に心揺れがちな時期を過ごしています。そんな生徒たちを前に、学年職員は時間をかけ様々な準備をしています。一人一人の進路選択を支援したいという彼らの願いは、きわめて純粋です。

さて、本日1時間目の授業を見て回りました。B組は数学でした。ちょうど生徒たちが勢いよく手を挙げているところでした。一人が指名され、説明を始めました。発言者を真っすぐに見て聴く生徒たち。反応もよく、ああ、みんなで授業できてるっていう いつもの感じに、なぜだか今日はちょっぴり感動しました。

A組は英語でした。教科担任の問いかけに、生徒たちが積極的に反応していました。「分からん」「ああ、そうか」というつぶやきも素直に聴こえ、その学び方はやはり意欲的。“ちょっぴり感動しちゃう いつもの感じ” は、ここにもありました。

さて、この後は3年生徒に向けて語らせてください。

あなたたちを見ていると、心よりのエールを送りたい気持ちになります。それは、たとえばこんなエールかな・・・「明るさ、前向きさ、優しさ、勤勉さ・・・あなたたちが間違いなくもっているそれらの美徳に自信をもち、保護者や学年の先生方ともおおいに話し合いながら、真剣に、でも深刻にはならず進路選択・決定していこう。心揺れる時は、それを素直に相談することだ。誰でもいい。一番話しやすい人に話せばいいよ。とにかく応援してる。フレーフレー3年生と、心の中でいつも応援しているからね。」