R5 3年生

歴史の学習「他人ごとと思わないでよ。」

▶社会科の授業で「ソ連」との国交回復について学びました。今、1956年頃の歴史を学んでいます。

▶話題が北方領土のことになった時、教科担任は「平和条約が結ばれたら2島返還が実現・・・でも、日本としては2島でなく4島じゃないとと思っているわけよ。なぜか分かる?」そんな問いかけをします。何人かが思うことをつぶやきますが、すぐに“答え”を示しません。「みんな考えて。2島返還され、2島返還されないとどんなことが困る? よく考えて。」そして、熱くひとこと。「他人ごとと思わないでよ。」

▶1956年頃の出来事を学んでいるとは言え、歴史は現代に脈々とつながっています。日本人として、自分のこととして歴史を考えること、確かに大切ですよね。

▶そんな教科担任の問いかけ・呼びかけに応え、様々につぶやきながら一生懸命考える生徒たち。誠実な授業姿勢です。