R5 1年生

国際性を身につける

本日の社会科授業では「アメリカの文化は世界にどのような影響を与えているか」が課題でした。黒板の下に「黒人、白人、ユダヤ人」と書かれています。「みんなは?」という問いに対し、何人かが反応します。「黄色人種」と。すると教室内にざわつきが自然発生。「えっ、黄色? どちらかと言えば茶色じゃない?」「肌色でしょ?」「黄色には見えんわ」「白色の方が近くない?」なるほど。生徒の素直な物の見方は、時に私たちをはっとさせます。そもそも肌の色で人を区別することに無理があるのかも知れませんね。教科担任がここで教えたかったのは「人種のサラダボール」と言われるアメリカの特徴でした。いろんな人種やいろんな文化があるけれど、それを混ぜ合い “一色” にしようとはしない。それぞれの文化の違いをそれぞれが認めていくというものです。“国際性” を身につける必要が強調される昨今、私たち日本人もまた、大切にすべき見方・考え方だと感じます。

ちなみに、今日からALTのクリス先生が来てくださっています。本場の英語に触れる機会であると同時に、外国の文化や考え方に触れられる絶好の機会でしょう。国際性をより豊かに身につけるチャンスとも言えそうです。