R5 全校

アルミ缶回収 収益金 贈呈式 〜 被災地への寄付〜

陶・稲津両公民館長さんを招いての贈呈式で、生徒会長の近藤さんはこう語りました。

瑞浪南中学校では、年間を通してアルミ缶回収を行ってきました。集まったお金の使い途として、最初は例年通り、地域の幼児園に絵本を購入する案が出ていました。そんな中、能登半島地震が発生しました。今もなお、苦しい生活を余儀なくされている人たちがいます。その状況を知るたび、生徒会では「僕たちと同じ中学生で被災されている人たちをはじめ、少しでも困っている人たちの力になりたい」といった気持ちが強くなりました。そこで今年度は、アルミ缶回収の収益金で被災地に寄付しようと考えました。全校生徒で集めたアルミ缶なので、瑞浪南中生徒の気持ちがこもっています。微力ではありますが、地域を通じて届けていただけたらと思います。

その言葉を受け、両公民館長さんはこう返してくださいました。「みんなの思い、確かに受け取りました」「南中の思いを被災地に届けさせていただきます」

自分に、そして自分たちにできることは何か・・・いろんな人がいろんな立場で考え、行動に移しています。今回の生徒会の判断もそのひとつでしょう。価値ある判断だと思います。

なお、今回 被災地に寄付できたのも、保護者や地域の皆様がアルミ缶回収にご協力くださったからこそです。あらためてお礼申し上げます。ありがとうございました。