2年生

正解・不正解を超え、思考する🤔

たとえばA組国語の読み取り授業。いちかさんは「、(読点)」がある場合とない場合とを比較し、登場人物の心情に迫っていました。「、(読点)」の存在と働きについて理解し、「この場合は・・・」と思考を働かせたわけです。実に見事な意見です🤗 “思考の結晶”であるこの意見には、正解・不正解で判じられぬ強さがあります。

たとえばB組社会の授業。京都の建物に景観を損ねぬ配慮があることを知った後、じゃあ、景観を守ることと住民の自由を守ることは、どちらが優先されるべきかを考えました。生徒たちの意見は分かれます。ただ、これも正解・不正解ではありませんね。どちらにも一理あることを踏まえ、よいよい在り方を考え続ける態度こそが大切なのでしょう。

  

学校では「知ること」に併せ、「思考すること」「判断すること」、そして「考えをもち表現すること」を大切にしています。