R5 2年生

祇園精舎の鐘の音・・・

国語で『平家物語』を学んでいます。冒頭部分を暗唱している生徒もいるほど、比較的身近な古典作品と言えそうです。今日は、その冒頭部分を “国語辞典を引きながら訳す” という授業内容でした。もちろん現代の辞書に載っていない言い回しや古語の訳し方については教科担任が手助けします。が、基本的に生徒たちは、自力で国語辞典を引きながら、自力で意味をとるよう挑んでいました。古典といえど日本語です。日本語によって日本人の姿が描かれているのです。だから、当時を生きる日本人の姿や考え方、感じ方を想像し理解しようと努めることは、古典教材を学ぶ意義のひとつです。現代の国語辞典を使いながら訳せた!という実感は、古典教材と生徒たちの日常とを うっすらとつなぐことでしょう。『平家物語』の世界を、引き続き生徒たちが楽しんで学べますように ♬